FAT GRIPZメーカー担当者に会うために渡ったトロントでの出来事
こんにちは。
深田です。
今日は、、、FAT GRIPZにかかわる四方山話です(^^♪
トレーニングに関する記載は一切ありませんので、トレーニング情報を欲しているからはご注意くださいませ(笑)
あれは2019年冬のこと。
FAT GRIPZのメーカーであるExtreme Iron社の担当者と会うために、トロントに渡ったときのこと、、、。
冬のトロントはとても寒いのです。
-10度は当たり前、風が吹けば体感-20度程度、、、でしょうか、、。
そんなトロントの町を歩いていると、寒くて寒くてかなわんということで、通訳さんと一緒に手頃なカフェに入ることになりました。
海外では基本的に日本から持ち込んだスマホは通信ができませんから、「イモトのWi-Fi」のようなポケットWi-Fiを携帯します。しかし一日で可能な通信の量も限られていますから、当然カフェのWi-Fiを使わせてもらいたい。
カフェ店内に掲示されていたのはWi-Fiスポットのネームのみ。パスワードがありません。これでは通信でけへん。
通訳さんから店員さんに「パスワードを教えてほしい」と聞いてもらいます。
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店員さんのだれもが「パスワードを知らない」といいます。
そんな馬鹿な。それじゃあWi-Fiが使えないじゃないか、、。
そのときは通訳さん(日本人)と一緒に「日本ではありえない」「なんというサービス品質、苦笑」「トロントくそ田舎やなあプッ」などといって、こうした事が平気で発生するトロントをトロント民を馬鹿にして帰国したものです。
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しかし、私は気づいたのです。気づいてしまったのです。
あれは「アジア人なんかに貸すWi-Fiなんかあるかボケ」という人種差別であったのではないか、、、と。
白人にはパスワードを提供して、我々には提供しない、、、あり得る話です。
「これが噂に聞きし人種差別か」と思ったのと同時に、
「日本ではありえない」「なんというサービス品質、苦笑」「トロントくそ田舎やなあプッ」
などと人種差別のかけらも頭に浮かばず、トロントを、トロント民を軽く馬鹿にしていた自身のポジティブパワーに感嘆したのです。
「ああ!差別された!オーマイゴッド!」と悲嘆にくれたトロント旅行を過ごすよりもよっぽどポジティブだったと思うんですよね(笑)